最近、ドラマも
ほのぼのしたホームドラマなど 日常的なものは減り、事件・事故関連や 若い人向きは周知の如く 漫画からのストーリーに、コメディ的なリアクションでもって、自分たちの日常とは かけ離れ、設定も 例えば住まいなどの環境も余り合致しない事が多いのでは？
という風な 感想を持っていた
毎回 改編のたび
何か興味あるものは ないか 一応 チェックするも、余り無く 仕方なく 食事時など
拝見する
このような状況も長くなってきて、
もちろん 映画的 ドラマチックな、 また
最近は性差表現は良くないので
ダイナミックな作品？も多く、
演技向上より 宣伝に駆り出される出演者は 少々気の毒にも感じるが
やはり その日一日終わりに
過去の経験上 事故や病気や様々 リアルシーンは御免被りたい、と感じる人もいるのでは？
だいたい いつも似たような役者が
感動シーン？とやら 劇的に描くような？ 予告を見かけるだけなので、山場しか存ぜぬが、
特に 最近思うのが、その 巷で話題・人気の
俳優たちのカッコ良さを全面に魅せるだけの
ドラマ、と私は つい うがって見てしまう
きっと そういうのが好きな人や中々映画など見れない人は 良いのだが、
私は、 向田邦子さんや 昔 親が眺めていた
生活の中の些細な事や地味目な内容は 嫌ではない 逆に見ていて 落ち着くし、
自分に置き換えやすい 感情移入しやすいのだ
ちか頃は、 人気者？だけ 頻繁に取り上げられ、どうしても人生経験の浅い若い人を起用しているようだ
中年から見ると面白味に欠ける
そんな 消化不良では ないが、 先般
少なからず テレビ離れでいた私だが
ある局で
「心身共に健康な人」とオーディション時か何かに条件欄に記載された 今まで 普通にされていた事柄を 覆すような 試みを見かけた
そうだな、ジェンダーフリーも肯定され 世に周知され始めて、
何故か 体や精神にハンディがある人たちの
活躍の場を 長い間 閉ざしていたのは
やはり 変えるべきでは？と気付かされたところである
外出なども 本人の気持ちより だいぶ制限されたり、設備が整っていなかったり、
あろうことか拒絶する店舗などある中で
（盲導犬など伴う際など）
全く 立ち遅れていると言って過言ではない
国内の状況ではあるが、
職業、働く面からも 本当に遅れている。
と言うか 気づいてもいないのだ
さまざまな 職があり、就きたいと望んでも
全く受け入れ側は 幅広く人を採ろうとしない、それは 演劇やーー
いや、ジャンルは関係ない
ほぼ全ての分野で 門戸は
通常よりは開かれていないと思う
一部で 稀に （希望者の多大な努力により）職に就くことが出来た際には
報道されるというのは やはり 逆に
問題である
それが 普通になる社会が望ましいのだ
今、パラリンピックを盛り上げ、参加者を讃える様相は 悪くないことだが、
スポーツだけでない、
真の共生を、 国や全体で 今から しっかり
考え 広げてほしいと思う
冒頭記述した かっこいい場面
ある一部の芸能人の劇的シーン
（ファンは嬉しいか知れないが）
空々しい 架空の場面は もう沢山である
いろいろな状況を併せ持った 大多数の人達の
喜びを生み出すストーリーや世の中で
あってほしいと願うのは違うだろうか
