令和の鳥獣戯画blog

率直に気になった出来事にコメントしてます

防がなければならぬ事

 最近は  日々 あちこちで

高齢ドライバーによる 人身や物損事故が

起きている

 

だが これは 容易に想像出来たことであり

本来なら 国で早急に取り組むべき

最重要課題であることは このところ

多発している事案を見れば 

明らかであろう

 

世間では 

ああ、また 高齢者が見誤ったな.

と傍観的である

 

アクセルとブレーキを 一瞬 間違え

そのことにより パニックになり

益々 酷い状態へと陥る

 

今 この ゆゆしき現状の中  

先日も述べたように

自動ブレーキなど 装置の部分と

免許更新などに伴う法やルールなどの改訂と

高齢者の生活面のフォロー体制など

多面的かつ 総合的な 改善. 対策が

誠に 急務なのである

 

その日常的に 起きている事故の 老人である

加害者を 他人視するばかりで

早く免許返納したら良かったのに.

と 未だ 悠長に 人ごとな見方だけで

良いだろうか?

 

勿論 それらの人だけでないが

彼ら年配の人が 直近にても

一層 目立ってきている 操作ミスの

いくつかの報道されている事故を

起こした訳だが もしかすると 

自分の近い人や 身内であった可能性は 

無くは無いし

いつ そうなるとも限らない

 

最悪にも 死傷者も出る そのような悲劇は

100%阻止するのは 難しいだろうが 

我々の 切実な問題として 捉えるべきである

 

一方で

目の前で 母を亡くした 女の子

それら悲惨な被害家族が 明日は 自分たち

となってしまうかも 知れないのだ

 

これらの点について

国や行政、管轄所管らの姿勢は 余りにも 

甘く 浅はか過ぎることは 明白である

何故 認知機能テストを三年に一度と長く

間隔を空けてているか疑問であり

誰しも 徐々に機能が衰える中

危険性の著しい運転者を しっかり見極める

システムや抑止力として 位置付ける

つもりがあるのだろうか

 

ただ 運営側は 事務・労力的に 

自分たちが煩雑になるのを 敬遠しているのか? という位しか 理由が逆に分からない

まぁ 受ける側も その方が 一見

楽とか 都合がいいか知れないが

それが 自らを 加害者などにならぬ為にも

積極的に機能検査を受ける姿勢を持って

頂きたいと思う

1人暮らしの場合など 特にだが

いつの間にか 痴呆症や運転に支障ある病気

を患っていたり など すれば 誠に 

危険そのものであるし  

認知機能試験も 意味ある システムへ

実践され  及び 上記のような可能性も

生じる訳だから  医療機関と連携した

免許保持体制も 必要となるはずである

この 車検などより 長い 実施の間隔期間

であるが

老齢の三年は 我々の場合より 

状況が変化する度合いや速度が速まる中では

だいぶ長い期間であると鑑み 仮に一年でも 

大丈夫だろうか?という位の危機意識を

協会も警察等々も持つべきでなかろうか

 

 

危険を認識出来る最新装置の開発 

そして 今時点でも 各高齢ドライバー

に 自動ブレーキの設置を行うべきだ

それを それぞれ個人に 任意で

任せるのではなく 

(費用面は 収入に応じて など 

 検討が必要かもしれないが)

本来 65歳からが望ましいだろうが

せめて 70歳以上は 必須にすべき

ではなかろうか

他の 急ぎでない経費を そちらへ

回してでも 取り付けは 急ぐべきであろう

 

また

ちらほら 少しづつ 企業やバス会社.

地元自治体などにより

見受けられるようになった

遠隔地での 買い物難民と言われる人々への

移動店舗や 乗り合いバスなどの 

生活の補助も  本当なら  国や各県が

かじ取りし 大々的に 行うべきであろう

 

実際は 遠隔地だけでなく 

普通に 東京など都市部だろうが 

どこにでもある 地方の中心部であろうが

今は 郊外に移ったスーパーやドラッグストア

などが増え 元の商店群は 空き店舗が

殆どになり  お年寄りは 日々の暮らしに

常に 苦労しているのだ

勿論 病院や役所等へ行く 必要な際の

足がない結果 経済的にも余裕が無いのに

近所や子供などには助けてもらえず

最終的にタクシーなどに 頼らざるえない

 

現在 この国において 

多くを占める年齢の高い人口層においては

非常に 住みづらく 社会生活が

機能していない世の中へと

変貌してしまっている

 

元々 免許や車を持っていない人は 本当に

困り果てているのだが まだ 自分や家族の為

ギリギリ運転している人たちも

このような現状では 車を手放しようが

ないのである

 

一例ではあるが

まず 乗合いの小型バスなど 

公共機関の交通網を 網の目で整備し 

医療機関も通院の為のバスを運行し

大手スーパーなど 大企業等の利益優先により

引き起こした 地元商店街の形骸化を

テコ入れすべく 身近に 日常の買い物を

可能に出来る店舗や共同体を 自治体が

補助などを積極的に行い 様々業態を招致し

ーーと思いつくまま記したが

まだまだ良いアイデアを出し合い

遠方まで行かずとも 住みやすい それぞれの

町を形成し 安心して 老後の時間を

過ごして貰うのは 国や現役社会人の

義務でなかろうか

彼ら 人生の先達の暮らしをないがしろに

して 良かろう筈はないのだ

それを まさか 線引きし 

事故を起こした本人を 報道等で見ても

単に批難するような印象のある一連の流れは 

被害者側心情は兎も角も

こういった背景があり 国や社会の不備で

ある為と 我々が自覚し 他の悪意ある

犯罪加害者とは 別で考えるべきで

なかろうか

 

上記に述べたように

行政の 急ぐべき 対応は 種々に渡る

 

そうして ふと国の中央に目をやると

代議士のような 運転手がいる高級車に

常々乗っていて 交通費などを苦慮する

必要も全くない高齢者には

一般の人々の 毎日の苦労など

どこ吹く風であって 今まで 上記のような 

(これでも まだ足りないであろうが)

住みやすい環境が 整備されず

後回しになっていたのだろう

 

今回 述べたことは  何度も言うが

人ごと.でなく 自分の家族や

近い将来 自分のことでも あるのだ

 

よく聞く 

『 老後は 子供に頼らず

施設に入るつもりだ 』

という 希望は 本当に現実化するだろうか?

 

高級老人ホームは まだしも

通常の施設等は? その他 自宅から通う

デイサービスなどの利用は受けれるのか?

 

このコロナ禍により 

いよいよ 経営難だった 介護事業所は

泣く泣く倒産せざるえなく 

ヘルパーは元より待遇が悪く 若い人の

成り手が少なく 介護士自体 高齢化し

期待されてきた 海外の担い手の人々は

まだ賃金など待遇の良い他国へ流れ

ーー と 不安材料しかないのだ

 

介護などの部分を述べるのは 

また 日を改めるが

 

まず この 高齢化問題は 直ちに

取り組むべきことで もはや 個人個人へ 

国は 丸投げしてしまっている場合で

ないことに 早く 気付くべきだ

 

でないと 冒頭述べた 交通事故により

一体 今後も どれ程の人が 死傷するような

被害者が生じ

 

対して 人生の最後 哀れにも

鉄格子にて 終わらなければ

ならないなど 引き起こした側も悲痛な

将来が待っているのだ

私たちでも 万一起こりうる 一瞬のミス

により 気の毒な 晩年を過ごすのは

やはり 皆で止めなければ ならないと思う

 

ひょっとすると 自分の年老いた父や母が

そうなって しまわぬ為にもーー

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