令和の鳥獣戯画blog

率直に気になった出来事にコメントしてます

対局なこと

 オリンピックの次は万博

よくもまぁ どこかの アラブの富国の

如くである

さすがに この度も 五輪の時のように

遅ればせながら その経費総計に

意見が出てきているようだ

誠にごもっともなのだが

 

一方で

昭和の頃からの 公害病で苦しむ人々を

見捨て 切り捨てを 平気で実行する国

もう 衰退の一途をたどるようである

経済的にも 国の精神的にも 

である

 

先程の 公害について 過去の大臣は

謝罪はしたが 今般 控訴するようでは

その行為は 虚言でしかないのか

公害で長年 相当前より 苦しみ

言われない差別を受け 加害側の企業や

連じて責任を問われるべき 国側も

民に寄り添うどころか 

被害者に 反旗をひるがえす

真に謝罪や報いなければという気持ちが

あれば 到底 そこには至らぬ行為を

平気で行える彼ら

本来なら 公害の判明直後 

垂れ流しを止めるべきも

暫くは 放出し続けられた 汚染物質

国も 国民の健康被害より 経済的国益

優先した結果の 公害であり

即刻 罪を認め 被害を訴える 全ての人を

救済すべきであったのに 

あろうかとか 今も 昭和より 時代が移り

戦後 早くも 三つ目の時代に刷新されても

なお 姑息な線引きをし 何割かの

汚染時が 胎内や 幼少期 または 

発生元より距離の離れた 多くの 

何十年も 放置され続けた 受難者達

余りにも 過酷な 状況に置かれた人々を

なおざりに 補償を受けるべき 多くの

人命を 軽視する行為に 驚きと 

失望を感じる

 

本当なら 多大な被害を引き起こし

悪意ある操業を続けた企業が 驚くべくも

今もなお 存続しており 

経営難を理由に 弁済を渋る態度と 

それに便乗している姿に映る国のやり方

経営を続ける位なら 残りの資産を

救済に回し 解体すべきが 重大な

許されざるべき罪を犯した 加害企業の

やるべき せめてもの償いでなかろうか

 

多くの人々が 栄養と思い 食した魚

産まれくる赤ちゃんの為 知らずに

沢山の有毒物質を取り込み そのまま

不自由な体となって 生を受けた

愛おしい我が子

親たちは どんな気持ちだったであろう

そして その当の子供達は− −

思うように動かない 体と 

かけがえのない人生に− −

どんなに 悔しい 悲しい気持ちで 

大切な一生を 送られておられる

ことだろう

 

最早 腐っている 国と 当該企業の

酷いやり方に 今もなお 全国に

救済されず 病身を奮い立たせ

訴えを起こし続けている

人々が存在する

 

これが 今の日本の真の姿である

 

勿論 参加者は 懸命に取り組んでいたで

あろうオリンピックも 国の軽率な誘致から

始まる 一連のゴタゴタや 今も続く

膨大な維持費が 重く 我々や 

先の人々に 残されている

 

そして また 実際 日本での開催の

意味があるのか 疑問符の残る 関西での万博

 

政治家のエゴや 関東も開いたなら 

こちらも一大イベントを!

といった 流れかは知らぬが

どうでもいい事の発端なら 

開いた口が塞がらぬ のだが

国民が納得する理由は 現にあるのだろうか

 

 

政治家は どこかの

苦労知らずの 坊ちゃん達でなく

一般の ひと通り 現実的な 暮らしや

社会生活を行ってきた 地に足着いた

人が すべきなのだろうか

それが 結果的に 長年 万人の総意から

掛け離れ 貧する人や辛い人が増え続けて

いることをみれば 庶民自ら 政治を司るのが

理想であるが

そういう多くの人は 日々の暮らしに忙しく

中々 成り手はないのが現状だ

 

本当なら 政治家や 公務員は 

実際に苦労のあった生活者でなくとも

そのような 人々の思い その中でも

救済されるべきような 人達に気づいて

的確に動ける人が 本来望ましいのだが

利己的だったり 近い人しか サポート

出来ないような 残念な人が多いのが

実状のようである

 

先程の 被害者救済の裁判だが

裁判長の正しい判断による判決に  

一喜したのも束の間

原告側 白髪になられた年配の女性が 

心からの 哀しい涙を流しておられた

 

 

そして また 今後 別件にて

何かしら裁判等 起こったとしても

そういった 司法や一般的に 認められる

であろう内容の 被害者側の 国民が 

泣き寝入りや 無駄に長期化され

延々と争われてしまう 訴状事案が

少なからず 発生するのではなかろうか

今のままでは

 

何故なら 

長年 苦しみ抜いた 人々の手を 

振り捨て

一面 華々しいながらも 

辛い状況の 国民の思いと 

全くかけ離れた 空虚なことに 

金をつぎ込む 国なのだから– –

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